公認会計士に向いている人

公認会計士に向いている人

公認会計士の資格試験は非常に難しく合格率の低い試験となっています。また試験に合格し働き始めた場合においても、普通の方では解決する事が不可能な仕事を受け持つので仕事への適性が大事になってきます。それでは、一体どういったタイプの方が、公認会計士として働く事に向いていると言えるのでしょうか。

 

まず第一に言えるのが数字を扱って行く仕事内容になるので、数字に強くないと適性があるとは言えません。数字に強い上で、冷静沈着に物事を判断していける方であるのも重要な要素になります。実際に公認会計士が取り扱って行く仕事というのは、内容もさる事ながら量もかなり大変なものになります。数字で的確な状況判断を行い、すぐ感情的にならずに落ち着いて仕事をこなしていく事が求められます。それなので、ちょっとした事で簡単に慌ててしまう様な方だと、例え試験に合格した場合でも公認会計士資格所持者として職務に携わっていくのは困難と言えるでしょう。

 

またただ単に数字と向き合っていれば良いといった単純なものではなく、クライアントとの付き合いもとても重要な仕事の一つになります。クライアントには色々な方が存在しますし、中には一癖も二癖もある難しい方もいるでしょう。公認会計士として活躍していく為には、この様な方とも渡り歩く事の出来るコミュニケーション能力の有無も重要で欠かす事の出来ない適性の一つと言っても良いでしょう。また、グループで業務を遂行していくので、協調性といったものも必要不可欠な要素の一つです。

 

それから仕事そのもの自体に大きな責任が伴っているので、途中で投げ出してしまう様な方では務めるのは難しいと言わざるを得ません。責任感を強く持ち、何事に対しても最後までしっかりとやり遂げる事の出来る方が適性あると言えるでしょう。公認会計士の資格さえ取ればOKと言う訳ではないですし、数字や経済に精通してれば良いと言った様なものでもありません。資格所得者自身の人間性や人間力なども、必要不可欠な要素として求められる職種と言えます。


資格の大原公認会計士講座


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