公認会計士の勤務時間

公認会計士の勤務時間

公認会計士の働く時間を見た場合、所属する監査法人や契約しているクライアントの状況によって大きく違いが出てくるので、何時から何時までと決まっている勤務時間ではありません。大抵の日本の企業が3月に決算を行うので、4月や5月は非常に忙しくなり人によっては連日の徹夜が当たり前といった具合にとても追いつめられた状態に陥る事もある様です。

 

それから、決算期が通常とは違ってくるクライアントの担当を任された場合には、常に忙しさに追われ夏休みなど取る事が出来ないケースもありえます。その一方で、夏休み期間が3週間もあるという公認会計士の資格所有者も中にはいます。一般的な一年の流れとして言えるのは、6月くらいから次第に落ち着いていき、8月後半あたりから次第に忙しくなっていく様です。また内部統制評価業務や四半期決算レビューなどもある場合においては、常に忙しくなり仕事に追われる可能性もあります。

 

それから公認会計士の資格試験に合格し資格を取得し働いて、充分なキャリアを積み重ねていけば主査などに昇格する可能性も充分ありえます。主査に昇格すれば仕事の量も多くなるので、その分働いている時間は増えると言えるでしょう。勤務が終わる時間を調べてみると、個人や所属する監査法人などによって様々になっており、定時にあがれる方もいれば、日付が変わるまで働いている方もいます。

 

それから、公認会計士の資格取得者として独立を果たせば更に勤務時間は異なり個人によって変わってくるでしょう。しかし、仕事上で身に付ける能力や知識といったものは他の職業に比較すると多くなりますし、その為には当然の事ながら個人での学習が欠かせないケースも出て来ます。公認会計士の資格を取得すればそこで終わりと言う様な認識は捨てて、仕事が早く終わった際には、その空いた時間をどの様に過ごし有効に活用していくかを考えていく事も優秀な人材として活躍する為には欠かせない要素になるのではないでしょうか。


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