公認会計士の資格取得者の傾向

公認会計士の資格取得者の傾向

公認会計士の資格取得を目指している方は、やはり大学の商学部や法学部を卒業したり、経済学部出身の方が多いと言える様です。初めから公認会計士の資格取得を目標としてこれらの学部を選択している方も多い事がその理由の一つとして考えられます。

 

それから、法学部などで学習している内に興味を持ち始め公認会計士を目指す方もいる様です。また税理士を目指し勉強している方が、公認会計士の資格を取得すれば試験を受けずとも税理士として登録が可能なことから、ステップアップも兼ねて公認会計士を目指す方も実は多い様です。そして公認会計士の資格取得後には、実務において単純な会計業務に留まらずに、税務や財務を担当し、それからトータル的な監査業務を任される事になるので、とても幅広い素養が必要不可欠になります。

 

経理や会計と聞くと数字的な能力が重要になってくるとどうしても感じがちになってしまいますが、基本的な数学さえ理解していればそれだけで問題はないので、後は正確さやミスなどを素早く見つけられる事の出来る判断力などが求められます。専門性の高い職種なので高額な収入が期待出来ると考えられている事と、れっきとした国家資格であるので将来を考えた上で公認会計士の資格取得を望んでいる方は多くなっています。

 

2006年に法改正され受験資格に制限を設けなくなった事によって、現在では法学部や商学部を卒業した方でなかった場合でも試験にチャレンジする事が可能になり、数多くいる受験者の中には一般企業で働いている方の他に、主婦など様々な方が挑戦しています。合格まで必要となる勉強時間を調べてみると、少なく見積もっても3,000時間というもの凄い数字が出ています。全くの別分野において活躍していた方がチャレンジする場合にはそれ相応の努力は当然必要となりますが、やりがいは強く感じられるので目指す価値はあると言えるでしょう。


資格の大原公認会計士講座


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